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会長からのメッセージ(11)
ゆく半年、くる半年
―山林会創立記念事業に思いを新たに―
 「ゆく半年、くる半年」というタイトルは、私が愛読する嵐山光三郎氏の週刊朝日連載エッセイから剽窃したものです。6月もおわりになると新年の決意もかすんでくるので、半年を振り返り次の半年に思いを致すのもよろしいかと思います。
 今年の正月、私が思いをめぐらしていたことを思い起こすと(先ず第一に考えた孫や健康のことはさておき)、山林会125周年記念事業準備のことでした。山林会は明治15年創立ですが、創立記念事業は25年おきに行われています。偶然そうなったのかもしれませんが、いままでの歴史から推察して、次の創立記念は125年であると、4、5年まえから口に出してきましたので、大方の役職員は承知しています。
 ところで記念式典のほか、山林会に相応しい事業としては『昭和林業逸史』出版と『山林誌総目録』の整理、この二つを計画しています。「昭和林業逸史」の趣旨は『山林』の昨年9月号に述べているように、山林会創立50年を機に立案した『明治林業逸史(正・続)』に倣ったもので、創立100年記念として出版された『山林誌分類総目録』のその後の25年分をまとめようとするものです。いずれも今から準備しておかなければならないものです。
 125年といえば平成19年(2007)です。日常用務に追われて記念事業の準備がおろそかにならないよう、今年あたりからは「ゆく半年、くる半年」ごとに自戒するつもりです。


                           2004年6月 小林富士雄




大日本山林会初代総裁伏見宮貞愛親王殿下のご親筆
「明治林業逸史」より




大日本山林会創立100年記念山林誌分類総目録表紙

会長からのメッセージ  バックナンバー 
(1)会員あっての山林会
(2)木材輸入は水輸入
(3)これからの経営問題への取り組み
(4)現地研修会を顧みて
(5)大日本山林会第21回総会記念写真集
(6)木の神社
(7)岸本定吉先生を偲ぶ
(8)アメリカの森林問題と政治家と
(9)全国植樹祭と宮崎のスギ
(10)山林会平成16年度通常総会終わる