2024年7月16日
21世紀の林業を担う林業後継者養成セミナーのご案内
趣旨
これから、持続的な林業経営の確立を図るための方策の一つとして、意欲と能力に優れた林業後継者を養成し、地域間、世代間の連携を密にしながら今後の我が国林業を支える人材ネットワークを形成することが急務となっています。
このたび公益社団法人大日本山林会、一般社団法人日本林業経営者協会、全国林業研究グループ連絡協議会が連携・協力して、21世紀の林業を担う林業後継者養成セミナーを開催することといたしました。
内容は、令和6年度から令和8年度までの3年間にわたって計6回の現地研修会を開催するほか、林業経営シンポジウムを開催し、我が国の林業を取り巻く厳しい状況を踏まえた上で、持続可能な林業経営を確立するための方策等について、多くの関係者と意見交換を行い、その実現に向けて相互に連携協力しながら経営者自らが改善に取り組むきっかけにしたいと考えています。
1 全体計画
現時点の現地検討会候補地案は次のとおりです。今後、実施状況を踏まえながら、開催回数の追加、開催地、開催内容等の変更、林業経営セミナーの開催など臨機応変に対応したいと考えています。
令和6年度の予定として、第1回現地研修会を別紙1のとおり企画しました。追って第2回現地研修会についてもご案内させていただきます。
林業後継者養成セミナー開催予定案
※ 2年目以降に林業経営シンポジウムを開催
2 現地研修会の開催要領
(1) 現地研修会のねらい
国内外の森林、林業、木材産業、木材利用にかかる全般的な現状や課題、科学的かつ合理的な施業のあり方、林業経営者としての心構え、林業経営に対する金融税制面の措置、支援策等について、座学と現場での実践研修を通じて、林業経営に必要な最新の知識や教養を取得するとともに、苦楽をともにできる仲間づくりに寄与するものとします。
(2) 実施主体
公益社団法人大日本山林会、一般社団法人日本林業経営者協会、全国林業研究グループ連合協議会が共同で開催することとし、事務局は日本林業経営者協会が担当します。
(3) 受講資格者
実施主体である3団体の若手会員、会員の経営を引き継ぐ後継者、法人会員の従業員、3団体への入会希望者とし、林業経営セミナーも含めて、5回以上の参加を希望する方とします。
(4) 経費負担
研修参加者の集合場所までの往復交通費、宿泊費、飲食費等は自己負担とします。
(5) 参加申込
参加希望者は、別紙2の参加申込書に必要事項を記入の上、8月16日(金)までにFAXまたはメールで日本林業経営者協会事務局まで申し込みください。
申込先
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-2-1日土地内幸町ビル2階
(一社)日本林業経営者協会事務局(担当:池田、寺島)
e-mail:office@rinkeikyo.jp
電話:03-6910-2975 FAX: 03-6910-2976
別紙2:参加申込書(PDF)
参加申込書(word)
(6) 修了書等の交付
現地研修会及び林業経営セミナーに3年間で5回以上参加した方には、「林業後継者養成セミナー修了証書」を交付します。